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2007.8.ベルリンプラハウィーンクロアチアヴェネツィアノルウェー⑤

朝ごはんは昨日買ってきた惣菜とパン。
ミニパプリカのクリームチーズ詰め、ニシンと玉ねぎのクリームマリネ、スナップえんどうと牛肉のオリーブマリネ。パンはシナモンシュガーがまぶしてあるものと、中にチョコレートが入ったクロワッサン。
ヨーロッパに来ると、その湿度の低さに感激するのだが、その顕著な例がこのクロワッサンのさくさく度だ。一晩紙袋のまま台所に放置してもシナシナにならない。
買ってみたインスタントの豆スープは味つけが下手で美味しくなかった。コクがなくて粉っぽい。

ドイツ料理は「しょっぱい」と、よくガイドブックなどに書かれている。そのとおり。わたしにはちょうど良い。

連邦議事堂の屋上ドーム見学へ。


前に並んでいた日本人の男女は途中でやめてテレビ塔の展望台に向かったようだったけれど、わたしはテレビ塔よりこの連邦議事堂の屋上ドームを推奨する。何より無料だ。その心意気に惚れる。


旧東西ベルリンの国境検問所の1つ、チェックポイントチャーリーへ。


ベルリンの中でいちばんの観光地。ヨーロッパ人の観光客が多く目につくのは、やっぱり東西冷戦を肌で感じていたからかなあ、と思いながら、並び立つ説明パネルを読んでいく。
西ベルリン側は建物が比較的古いのに対し、


東側は、壁の緩衝地帯だった空白の部分が再開発されているので、建物が新しい。

東西ドイツの差は、未だ残っている。ベルリン内だけでも、経済格差も雇用格差もあるといわれている。でも、わたしの目には見えない。
わたしの目にも明らかな東西格差は、サッカーだ。
ドイツのサッカーリーグ・ブンデスリーガにおいて、1部リーグ(日本でいうJ1)に所属しているチームで、旧東ドイツ地域のチームは1つしかない。これは経済格差が存在することを如実に表している。経済的に豊かな地域にあるチームは強い選手を獲得できるが、そうではないチームは選手補強がかなわず、自然、下位となる。
2006年のワールドカップ時にドイツ代表のキャプテンだったミヒャエル・バラックという選手も、初の旧東ドイツ出身だということで大きなニュースとなった。そんなことがニュースになるくらい、まだまだ東ドイツはレッテルをはられている。彼の場合はさらに、ゲルマン系ではない、少数民族ソルブ人であることも、ニュースとなる一因だったが。

写真は西側から東側を向いているので、ソ連兵が写っている。裏側は米兵。


12:00 ウンターデンリンデンの道沿いにあるインビス(売店)のテラス席でカリーヴルストを食べつつベルリナーズヴァイセの赤を飲む。赤いのはベリー味。緑のほうが風味が面白くて美味しい。


ユダヤ博物館へ。
入口には当然警察。シナゴークとおなじ状況。手荷物検査も厳しい。
昨年新館がオープンしたユダヤ博物館の、この新館、2階部分は通常の博物館と同じような方法で、ユダヤの歴史とその生活などについての展示がされているのだが、1階は、展示というよりは「体感」型の博物館となっている。


建物自体もジグザグ型で、床・壁ともに平らな部分はない。正四角形の場所もない。窓ガラスも、ドアも、壁も、すべてが少しずつ台形になっている。床は少し坂道になっている。


一歩踏み入れた瞬間から視覚と三半規管が狂わされる。このいびつさこそがユダヤとベルリンとの関係であり、ユダヤ人が感じている違和感・いびつさを、入場者にも肌で感じさせようということらしい。



ユダヤ人は、やはりちょっとだけ、反感を買いやすい体質の子だと思う。
富の集中とか、権威主義みたいなところとか、悪い面ばかりが目立つ。
ポツダム広場の真裏という一等地に、広大な「墓石」型慰霊モニュメントをつくったのだって、金と力持ってるなあ、と憶測をしたくなってしまう。


キッパ(ユダヤ人男性がかぶる帽子)の展示もある。アメリカのドラマ「フレンズ」の写真が印刷されたものや「ヨハネパウロ(キリスト教カトリックの教皇)」と書かれたものなど、結構おかしい。

ザヴィニープラーツへ行ってみる。
閑静な住宅街と、こまごまとしたカフェ、雑貨屋。そのまとまりかたが上品で美しい地域。


ぐるりと一周していたら雷雨になる。すごい夕立。
ハッケッシャーマルクトへ戻ってきて、オシャレ中華レストランで夕食にする。


酸辣湯、野菜の春巻、焼きそば、野菜炒め、ビールを注文。店内も、食べてるものも、いわゆる「中華料理屋」ではなく、ヨーロッパ人向けのオシャレ店だったので味を心配したけれど、悪くなかった。ごはんは5分で炊けるニセモノライス。


めずらしくオープンキッチンで、中国人のコックたちが非常にてきぱきと動いているのが見えていた。味つけは少し甘め。
酸辣湯がトマト味なのは、ベルリンでしか食べたことがない。ドイツ・スタンダードなのだろうか。これが美味しい。店員もにこやか。
会計のときには、請求書といっしょに、フォーチュンクッキーではなく、よく冷えた梅酒が出てきた。おしゃれ!
結局ベルリンで1回もケバブを食べなかった。

明日からプラハ

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