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9. juli 2007

フヂマリです

ウィンブルドンが終わりました。
ラケットを握ったこともないフヂマリは7年前くらいからテニスを見ているのですが、今まで誰も共にハマってくれる人がおらず孤独な戦いを強いられていたあたしに、今年はジェーンさんという味方ができました。そうです、テニプリからの流れ者です。小田もこっち来い!
スポーツ観戦の中でいちばん好きなテニス、その良さは当初、女が二人だけで2時間「っあああんっ」って雄叫びあげながらガチンコ勝負し続けるっていうところでした。そりゃあヒンギスもシャラポワもツンツンした女王様になるわけだよ。だってコーチもいない、味方選手もいない、信じられるものはおのれのみという状況のコート内で闘うわけでしょ。15歳とかで世界ランク1位とかになるわけでしょ。「あたしが世界でいちばん!!」って思うようになるに決まってるって。女王様好きのフヂマリにぴったりのスポーツだ。
それから、女王様が落ちていくのを見るのも好きです。その意味でダベンポートという選手がお気に入りでした。世界の頂点を何度も経験しても、流行プレイスタイルの変化とか加齢とかの波は必ず襲ってくるわけで、1位じゃなくなるわけです。頂点で引退するのもかっこいいけど、おちぶれても続けるのもかっこいい。
今回のウィンブルドンの女子シングルス優勝者・ビーナスウィリアムズはまさしくコレでした。2002年の、世界中が圧倒された、最高時速200kmのサーブ打つ女子パワーテニス到来の時から確実にその勢力を落としたウィリアムズが、ランキング30位台から頂点を奪還する、このかっこよさは落涙もの。うわわわああん勝ってよかった!
最初は女子が好きだったのですが、4年前くらいから男子にもハマるようになった、その理由は現在世界ランク2位のラファエルナダルという選手のおかげです。あたし、サッカーにしても同じですが、ひたすら走る、とか、意地でも取る、とか、そういう泥臭い選手が好きです。サッカーでいったらイタリアの「狂犬」ガットゥーゾとかチェコのネドヴェドとかみたいなプレイスタイル。ナダルはまさしくそれ。ラリー戦になったら強いタイプ。現在ランキング1位のフェデラーと二強時代といわれているんですが、このフェデラーが秀才タイプでつまんないんだ。完璧なプレイ。テニスの王子様で言ったら青学の手塚と四天宝寺の白石を足して氷帝の長太郎のビッグサーブ加えた、みたいなやつ。安定感、精神力、集中力、どれをとってもパーフェクトで意外性がない。性格も良い。つっまんねえ男。フヂマリはクセのある子が好きなので、ナダルがいいのです。
で、昨晩はナダルVSフェデラーの決勝戦で、結局今回もナダルはフェデラーに勝てず準優勝に終わったのですが、それはまあいい。今回のウィンブルドンのみどころは試合じゃねえ。

ウェアだ。

ウィンブルドンはイギリスらしくいろんなきまりごとがあり、ウェアも「白でなくてはいけない」となっています。ビーナスウィリアムズや妹のセレナのようにチョコレート色の肌にこの白いウェアが映えて美しいこと! 胸のでかい妹はスカートタイプ、細身の姉ちゃんはリーボックのピッタリとしたホットパンツタイプで、かっこいいことこの上ない。ベストファッション賞はウィリアムズ姉妹で決まりです。
ナダルはいつものとおり、はちまき&膝下丈ズボン&ノースリーブ。テニプリでいう海堂ファッション? 契約はナイキです。この膝下丈ズボン、このズボンほど世界中で激ダサな丈はないと思う。イタリアおよびスペイン系の男がよく好んではいているけど、あと観光地でよく白人男がはいてるけど、これ、誰がはいてもバカにしか見えないというすぐれもの。ふくらはぎ丈のスポーツウェア。女の子がカプリパンツやヨガパンツはくのはまだかわいいのに、なぜ男がはくとバカっぽくなるんだろう。ナダル、もう10cm、ズボン丈をつめてほしい。

でも、ナダルのダサさなんかマダマダダネでした。
ウィンブルドンのワーストドレッサー賞は男子フェデラー、女子シャラポワで決まりだ!
入場段階から両者とも度肝を抜くファッションセンスのなさを発揮。シャラポワは肩がパフスリーブになった!!七分丈の上着ジャージ。何ソレ? 名づけて「メイドジャージ」を着て出てきます。こいつを脱ぐとその下から現われるのは「えんがわウェア」。スカートはフワフワひだつき、背中にはヒラヒラ羽根がはえているのです。白鳥イメージ、なのだそうですが、どう見てもこれ、エヴァンゲリオンかヒラメのえんがわにしか見えない。
フェデラーは「宗像仁ファッション」。エースを狙う男がそこにはいます。さすがだねっ☆一試合でサービスエース(返されることがないサーブ)30本打つのは伊達じゃないねっ☆
彼は紳士☆なので、ジャージなんて着ません。白いやわらかい素材のジャケット!! および白パンタロン長ズボン!! プラスはちまき。「これなんの罰ゲーム?」というメールがジェーンさんからきました。このズボンすぐれもの☆で、左右両側がフルジッパーになっており、シュルルンっとジッパーをおろせば、男性ストリッパーのようにズボンが脱げるの。よっこらしょってずりおろさなくても脱げるの! ナイキのデザイナー出てこい!! 一発殴らせろ。
フェデラーは下に着ているウェアも、靴も、はちまきもステキです。ぜんぶゴールド☆ ナイキ特有の、あの光らない、うんち色のゴールド。さらには「ロジャー・フェデラー」の頭文字であるRFが燦然と輝いてます。バッグだって特注☆ 趣味の悪い白キルティングに金色でRFの刺繍! それどこのサマンサタバサ?
シャラポワもフェデラーも契約がナイキ。ナイキのウェアおよび靴デザインのダサさはいったいどうしたことだろう。アディダスやプーマ、リーボックが21世紀に入ってデザイナーを入れ替え、ブランドイメージを一新してかなりオシャレイメージアップしたのに対し、ナイキは完全に出遅れました。ひどいね。色・模様・デザイン、全部ダサい。イモっぽい。重い。なぜこのデザイン企画が通るのか。なぜ誰もフェデラーとシャラポワを止めなかったのか。
次は全米です。プレイよりもウェアから目が離せない。

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